会社に勤めていたころ、忙しくて休めない時期になると、決まって体調を崩しました。ほかの人が適当に休憩を取っているのに、ねばならぬ思考の私は、つい無理をしてしまい、結果的に風邪を押して出勤し、こじらせたり、入院の一歩手前まで行ったりしました。
そんなとき、よく患ったのが腎盂炎で、家族から、これ以上今のままの仕事を続けて腎臓に負担をかけ続け、人工透析をしなくてはならないようにでもなったら、それこそ高い代償を払わなければならないと言われ、退社を決意しました。そのことからも、腎臓がどれほど大切な臓器であるかは、よく理解しているつもりです。
腎臓も肝臓と一緒で、自分で異変に気付いたときにはかなり具合が悪くなっていると聞きました。腎臓は体のなかの毒素を取り除いてくれる臓器ですから、ここが具合を悪くしてしまうと大変です。ましてや腎臓が癌に冒されでもしたら、目の前が真っ暗になると思います。
とはいうものの、残念ながら腎臓にもがんができてしまいます。腎臓癌に早めに気づくためにも、ぜひとも腎臓癌の症状を知っておかなければなりませんが、これまた残念なことに、症状に気づいたときにはかなり進行しているのだそうです。
初期症状は血尿に現れますが、それも出たりでなかったりすることから、つい放置してしまうことにつながるそうです。さらに進行すると、腹部のしこり、脇の痛みとなって出てきます。
体全体の症状としては、食欲不振、熱、けだるさ、高血圧、体重の減少、貧血など、かなりたくさんありますが、どれも言ってみれば日常生活で経験しがちなものだけに、見過ごしてしまう危険性がそれだけ高いことになるのだと思います。